本日行われたスワンSは、3連勝で乗り込んできた3歳の上がり馬サングレーザーの勝利で幕を閉じました。
また2着には12番人気のヒルノデイバローが入り、
馬連は13,230円と波乱の結果に。
ここではスワンSを振り返ると共に、私の馬券の結果を振り返りたいと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
2017スワンSのレース回顧 上がり馬サングレーザーの勝利!
このスワンSは3連勝でこの舞台に挑戦してきたサングレーザーが、
その3連勝の勢いそののままに重賞初勝利を挙げました。
レースでは⑬トウショウピストが引っ張る流れの中、
サングレーザーは後方の内でレースを進め、直線では内を突き、ヒルノデイバローとの接戦を制して勝利。
先週の菊花賞では上がり馬のキセキが制しましたが、
3歳馬の短距離路線の上がり馬として、このサングレーザーが同じく秋になって頭角を現してきた印象があります。
またアタマ差の2着に敗れたのは12番人気のヒルノデイバロー。
この馬は先行しての競馬で粘り込みを図ろうとしたところ、内から勝ち馬に差されての2着という惜しい結果に。
最近は好成績が続いていましたが、キーンランドCの12着で評価が下がったのかもしれませし、
レース後のコメントを見ると多少の難しさがあるようで、
「難しい面があってなかなか安定して走れませんが、今日は最後までよく頑張ってくれました」と四位ジョッキーのコメントがありました。
また私自身も重馬場などパワーの必要な馬場はどうか?と思い、馬券の相手に入れてなかった一頭で、
盲点の人気薄の馬が来るたびに競馬の難しさを感じさせられます。
そして3着に入ったのが1番人気のレッツゴードンキ。
レース中に少し力む素振りを見せていましたが、1200mからの臨戦過程だったことも影響したのかもしれませんが、
前走のスプリンターズSでも2番枠と内枠からの好走で、ここでも内枠を利した競馬で馬券圏内を確保しました。
また4着に入ったのはビップライブリーで、ここ9走では1400mばかりを使われ、
その9戦の成績は3-5-1-0と安定した成績を上げていましたし、相手なりに走る馬と言えるかもしれません。
またこのスワンSでは、4着までの馬の枠順は③④②①と内枠が占めるという結果になりました。
京都競馬の秋の開催から、引き続きAコース使用でこのレースが行われましたが、
レースとしては内を通った馬が上位に来た形になりました。
そう考えるとこのスワンSは内枠の利があったレースと言えるように思います。
2017スワンS 私の馬券結果
私のスワンSでの予想はこちらになりますが↓
私はスワンSではカラクレナイを本命にした、馬連の流し馬券を買いました。
京都競馬が開催してこの週までAコースが続いていて、先週の菊花賞は内がかなり悪くなっていましたので、
今週の馬場は内が悪く外が良いと考えていましたし、
また通常は競馬の開催が進むと外差しが決まるようになりますので、外差しを重視した組み立てで予想をしていました。
そしてカラクレナイは斤量も52キロでしたし、
重馬場の方が斤量の差は効いてくるように思えましたのでカラクレナイを本命にしましたが、
結果的には内枠の馬が4着までを占める結果になり、カラクレナイは外から伸びずに16着という結果になりました。
全周パトロールを見てみると、向こう正面や最後の直線では多くの馬が外に持ち出す競馬でしたが、コーナーでは内を走る馬も多く、
それで結果を出す馬もいましたので、事前に私が想定していたよりはコーナーの内は良かったと言えますし、
コーナーで外を回った馬にとっては、この重馬場ではコーナーでの距離損が最後に響いた面もあるのかもしれません。
またコーナーは内回りと外回りに分かれていますので、向こう正面や最後の直線に比べると、コーナーは芝の傷みが少なかったのかもしれませんし、
そのために私が思っていたよりは内が有利になったのかもしれません。
ここ最近は雨での競馬が多かったですし、先週の菊花賞のイメージが残っていたこともあり、内が悪くなっているだろうと思いましたが、
馬場の荒れ具合やそれによる内外の有利不利を見極めることが難しく、
ゴルフではありませんが、芝のレースは芝を読むことが難しいと感じたレースになりました。
終わりに
このスワンSでは、サングレーザーは3連勝の勢いに乗って重賞の壁も突破しましたが、
このレースでは内が有利だったことも、勝ち馬を含めたレースの上位入線馬には味方したと思います。
そう考えると次のマイルチャンピオンシップではその点を考慮してこのスワンSのことを考えたいと思います。