チャンピオンズカップ2017レース回顧 ゴールド中央G1を連勝! | 穏健なる競馬のブログ

チャンピオンズカップ2017レース回顧 ゴールド中央G1を連勝!

本日行われたチャンピオンズカップは、8番人気のゴールドドリームが外から豪脚を繰り出して優勝。

フェブラリーSに続き、中央ダートG1を連勝することになりました。

2着には1番人気のテイエムジンソク、3着には9番人気のコパノリッキーが入り、馬券としては多少波乱の結果になりました。

ここではチャンピオンズカップを振り返りながら、私の馬券も振り返りたいと思います。

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チャンピオンズカップ~レース回顧2017 ゴールドドリーム中央G1連勝!

このチャンピオンズカップでは単勝人気も割れていたように混戦模様でしたが、

このレースでハナを叩いたのは最内の1番枠のコパノリッキー。

気分よく逃がすと強い、という印象がありましたので他の馬のマークもキツくなるのかと思いましたが、

隊列はスンナリ決まりましたし、その後も2番手以降の馬はそれほど前をつつく動きはありませんでしたので、

勝ち時計は1分50秒1というこのクラス並みの時計ではありましたが、1000m通過は61秒6。

後半の4ハロンのラップが12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.4と、11秒台から12秒前半が続いていますので、

前半は多少スローペースでの瞬発力勝負、というレースになっています。

勝ったゴールドドリームは、多少ゲートの出は悪かったですが、

゛この馬なりにゲートを出て゛というムーアジョッキーのコメントには、

馬に対する気遣いや愛情を感じさせるコメントだったように感じました。

(コメント引用元:ラジオNIKKEI 競馬実況web http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_13416.html

その後はムーアジョッキーは前に押しつつ、中団から脚を溜める競馬を進めていきます。

1~2コーナーでは内を進み、3~4コーナーでは馬群の中ほどでコーナーをまわると、最後の直線に向くと外目に持ち出して進出を開始。

直線ではきれいに外目に持ち出せていたな~という印象もありましたが、

こうなると行く手を阻むものがありませんので、差し脚は発揮しやすいと思いますが、

それでも2~4着馬は1~3番手でレースを進めていた馬で、

目の覚めるような伸び脚を見せたゴールドドリームの差し脚が際立ったレースでもありました。

2着に入ったのは、上がり馬のテイエムジンソク。

逃げるコパノリッキーを必要以上につつくことなく、自分にとっても良いペースに持ち込んだとは思いますし、

最後の直線でも後はコパノを差すだけ、という流れに思えましたが、

外から強襲してきたゴールドドリームにクビ差だけ屈するという結果になりました。

日本人ジョッキーの久々のG1勝利か?古川ジョッキーの久々のG1制覇か?と思う中で、惜しい結果にはなりましたが、

充分に力が通用することは証明しましたし、前で競馬ができるのは強みになると思いますので、今後の活躍にも期待したいと思います。

3着に入ったのは、逃げたコパノリッキー。

あまり絡まれることなく逃げられたことも好走の要因だったと思いますが、

さすがにG1・10勝馬と言いますか、スンナリと逃げるとしぶといところを見せつけた形になりました。

また今回は馬券的にも混戦模様でしたので、こういった場合にはジョッキーもどの馬をマークするのか?

もしかするとその点は明確ではない中でのレースだったのかもしれないと、

あくまで個人的な推測にすぎませんが、そんなことを思ったりします。

その意味では今回は9番人気と、必要以上に人気も背負っていなかったことはこの馬にとってはプラスだったのかもしれません。

また2番人気だったサウンドトゥルーは11着という結果に。

いつものように後方からの競馬で、4コーナーでは勝ち馬の直後のポジションではありましたが、

その後は直線で前が開かずに充分に追われてはいませんでしたし、馬群の外に持ち出せる展開でもありませんでしたので、

追い込み馬の宿命ではありますが、馬群の捌きがスムーズではなかったことが敗因だったように思えました。

前走のJBCクラシックを勝ったように力は衰えてはいませんので、今後の活躍を期待したいと思います。


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チャンピオンズカップ2017 私の馬券を振り返って

私のチャンピオンズカップの予想はこちらになりますが、

この日曜日には暮れのダート王決定戦、チャンピオンズカップが中京競馬場を舞台に行われます。 JBCクラシックを勝利して乗り込むサウンドト...

13番のテイエムジンソクを本命にした馬連の馬券を買っていて、

9番のゴールドドリームも相手に入れていましたので、馬券を的中することができました。

ただレースの展開の予想では、あまりスローにはならないように思いましたが、

今回のレースでは1000m通過が61秒6でしたので、ややスローな流れになりましたし、

レースの流れの予想の難しさを痛感します。

またテイエムジンソクはG1に舞台を移しても古川ジョッキーが続けて乗っていましたので、その点に一票を投じたいとも思っていましたし、

直線ではやったか?と思いましたが、

やっぱりかと言いますか、次はこの人か、というムーアジョッキーの勝利という結果になりました。

勝負の世界ですので、もしも自分が馬を持っていたら腕の立つ外国人ジョッキーに乗ってもらいたいとは思うのかもしれませんし、

ジョッキーの仕事も個人事業主で騎乗依頼があって初めて仕事になりますし、

また好結果を出しても大舞台になると乗り替わりもある厳しい世界でもありますが、

G1の大舞台でもこれまでのジョッキーを乗せ続けるオーナーや調教師がいて、そのジョッキーが勝ってくれたら、

今回の馬券の勝利の味は格別だったな~とは思いましたが、その点では残念な結果になりました。

この秋では天皇賞秋の武豊ジョッキー以外は、全て外国人ジョッキーがG1を勝利することになっていますし、

この秋の残りのG1でもこの流れが続くのかどうか。

個人的には馬を中心に馬券を考えるタイプですが、この流れですと外国人ジョッキーから馬券を買うというのも一つのような気もしてきます。

ただいつもは勝ちたいという気持ちばかりが先行して馬券を買うことは多いですが、

今回の馬券の買い方としては、応援したい気持ちになって買えた馬券でもありましたし、

その結果として馬券が的中できたことは、いつもの馬券の的中とはまた違った気持ちを味わうことができました。

たまには馬券の勝ち負けを度外視して、

この馬が好きだからとか、応援したいから、という気持ちで馬券を買うのも、

やっぱり競馬の大きな魅力の一つだな~と、改めて実感できたチャンピオンズカップになりました。

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