本日行われた朝日杯フューチュリティーSは、
1番人気のダノンプレミアムが無傷の3連勝でG1を制することになりました。
2着には3番人気のステルヴィオが、3着には2番人気のタワーオブロンドンが入り、
馬券としては順当な結果になりました。
ここでは朝日杯のレースを振り返ると共に、私の馬券を振り返りたいと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
朝日杯FSレース回顧2017 ダノンプレミアム無傷3連勝での戴冠
このレースではどの馬が逃げるのか?
その点も個人的には事前の予想は難しかったですが、
ゲートが開くと15番枠のケイティクレバーが手綱を押しながらハナを主張。
その他の馬は前に行く様子を見せずに、前半3ハロンは35秒2と遅めの流れでレースは進みます。
そんなスローな流れの中、ダノンプレミアムは好スタートから内目の3~4番手でレースを進めていきます。
そして直線に向くと早々と先頭に立つ競馬で、
後続を突き放しにかかると叩き出した上がり3ハロンのタイムはメンバー最速の33秒6。
コーナーでは内を通っていたとはいえ、前につけて最速の上がりで上がられては後続はなす術がなかったでしょうし、
スローの瞬発力勝負とは言え、勝ち時計1分33秒3は優秀な勝ち時計でもありました。
また前につける器用さがありながらも、これだけの瞬発力を備えていますし、
この先が楽しみに思えるダノンプレミアムのG1勝利となりました。
また2着に入ったのは3番人気のステルヴィオ。
結果的には前走のサウジアラビアRCと同じ1~2着という結果になりました。
前走後のコメントからはこの馬の場合は1800mでも忙しいようで、ここでも中団後方から競馬を進めて行きます。
コーナーでは外をまわり、直線に向くと外に持ち出してエンジンをかけていきますが2着争いを制することが精一杯という結果で、
今回は勝った相手が強かったと言うべきでしょうか、勝ったダノンプレミアムは3馬身半ほど前ですでにゴールを駆け抜けていました。
また直線では多少追いづらい場面があったように思えましたし、コーナーでは外をまわった分のコースロスもありましたし、
ダノンプレミアムに比べるとレース運びは現時点ではまだ粗削りな面はありますので、
今後の成長や距離を延ばしてからのレースに期待したいと思います。
また3着に入ったのは3番人気のタワーオブロンドン。
先団直後の馬群の中でレースを進め、直線では内に進路を取ると2着はあるか?という伸びは見せましたが、
外から差してきたステルヴィオにはクビ差だけ屈することになりました。
前走の京王杯2歳Sでのコメントでは、マイルはギリギリかもしれないとのコメントはありましたし、
若干掛かった面があったようで、短い距離でのレースで期待したいと思います。
4着は5番人気のケイアイノーティック。
中団から競馬を進めていき、最後の直線では若干外に持ち出しにくい場面もありましたし、
しっかりと伸びてはいましたが、外から差してきたステルヴィオには差し切られ、
内から伸びてきたタワーオブロンドンをハナ差だけ交わすことはできずに4着という結果になりました。
新馬戦、前走のデイリー杯とマイルの距離を使ってきていることを考えると距離適性はあると思いますが、
まだ2歳の若駒ですので、今後の成長に期待したいと思います。
朝日杯FSレース回顧2017 私の馬券の結果
また私の馬券予想はこちらになりますが、
私は12番のダノンスマッシュを本命にした馬券を買っていました。
そのダノンスマッシュはスタートしてからつまづいてしまい、後方からの競馬になりましたし、
ペースが遅かったことを考えるとスタートで後手を踏んだことが響いように思います。
ただ前走のもみじSではスタートは良かったですし、
レースでは馬群の中から伸びてきていて、この経験は後々活きてくるようにも思えますので、今後の活躍に期待したいと思います。
また事前の予想段階では、もみじSの内容は完勝でしたし、
ダノンはダノンでも人気薄のスマッシュの方か!ということもあり得るのでは?と考え、
ダノンプレミアムは充分に強そうに思えましたが、まだ2歳戦だけに1番人気のダノンプレミアムから馬券を買うのもちょっと・・・
と思うと人気薄の方から買いたいという気持ちになりました。
ただ私は馬連を買いますが、今回の馬連は550円。
これなら外しても、と思える配当ではあったことは一つの救いではありました。
また結果的には1番人気から5番人気までが掲示板を占めるという馬券的にも堅い結果になりました。
阪神ジュベナイルFでも2連勝していた馬が1~3着を独占していましたし、
現時点では今年の2歳G1は堅い結果に収まっていますが、暮れのホープフルSはどうなるでしょうか?
出走予定馬を見てみると、重賞勝ちはジャンダルムのみですし、
また阪神のマイルよりも中山の2000mなら、個人的には荒れる要素もあるのでは?と思いますし、
今年は有馬記念の後にもG1が続きますが、
出走メンバーを見ながら様々な要素を検討して、また馬券の予想をアップしたいと思います。