競馬の斤量の影響はどのくらいあるの? | 穏健なる競馬のブログ

競馬の斤量の影響はどのくらいあるの?

競馬では馬によってレースで背負う斤量が違うことがありますが、

競馬を予想するに当たっては、こうした要素が関係してくるケースもあると思います。

そこでここでは競馬の予想の仕方としてレースでの斤量が競馬に与える影響について書いていきたいと思います。

またここでお伝えする内容は競馬の必勝法ではなく、あくまでこれまでの競馬の経験による私の考えであることを先にお断りしておきます。

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競馬の予想方法 馬が背負う斤量の影響は?


(出典「イラストAC」)

GI以外のレースでは「ハンデ戦」というレースがあり、それぞれの馬の能力に応じて馬が背負う斤量が大幅に違うことがありますが、

GIの場合には牡馬と牝馬の違いや馬の年齢によって斤量が少し変わる程度で、それぞれの馬が馬が背負う斤量にそれほど大きな違いはありません。

ただ馬によっては斤量に敏感な馬がいますし重たい斤量を苦にすることを「カンカン泣きする」ということがあります。

その馬のデータを細かく見ていけばその傾向は分かるのかもしれませんが、私の場合は1頭1頭のデータを隅から隅まで調べることはなく、

これはあくまで個人的な考えで、この考え方で馬券を当てた、または外したというインパクトのある出来事があったわけではないのですが、

馬体重が小さい馬、例えば420㎏台の小柄な馬であれば斤量を苦にする傾向は強くなるかもしれませんし、

500㎏を超えるような馬の場合には1~2㎏斤量が増えたとしても、ほとんど苦にしないだろうと考えることはあります。

では同じレースに420㎏の馬と500㎏の馬が同時に走ったとして、

同じ57㎏を背負ったら、どちらが有利かというのは、それぞれの馬の能力やパワー、競馬の上手さなど競走馬としての総合力とも関係してくると思いますし、

あのディープインパクトは450㎏ほどの比較的小柄な馬であれだけの結果を出していますので、その馬の馬体重だけで斤量については一面的にこうだとは言えない部分があります。

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斤量とレースの距離、天候の関係


(出典「photoAC」)

また格言として斤量の影響は「1㎏=1馬身」と言われることもありますが、

個人的には斤量による影響は、そのレースの距離や天候によって左右される面があると思います。

長い距離であれば他の馬より重い斤量を背負っている馬はそれだけ負担が増すと考えられますし、

短い距離であればその影響は小さくなると考えられます。

また芝の場合には、雨が降って重馬場になればパワーが要求されるようになりますので、重馬場の方が重たい斤量は足かせになりやすいと思いますし、それは芝の荒れ具合も関係してくると思います。

またダートであれば雨が降って重馬場になれば、パワーよりもスピードが要求されると思いますので、

ダートの場合には重馬場になれば重たい斤量の影響は小さくなると思います。

また枠順の内外でコースの内側をコースロスなく通れれば重たい斤量の影響は多少は小さくなると思いますが、

ただ競馬の開催が進んで馬場の内側が悪くなっている中で、その悪いコースの内側を通らざるを得なくなれば重たい斤量の影響は多少は大きくなるとは思います。

いずれにしても、そのレースの距離や通るコース、馬場状態によって影響を受ける度合いはケースバイケースで微妙に違いが出てくるのではないかと思います。

終わりに

この他に枠順やレース展開など、競馬の要素ごとの競馬の予想方法の一覧はこちらになります。

当サイト 競馬の予想方法 一覧ページ

GIレースの場合には出走馬によって斤量がそれほど大きくなることはありませんので、馬の斤量について基本的にはそれほど深く考える必要はないように思いますが、

GI初出走の馬の場合には初めて58㎏を背負うというケースもありますし、特にハンデ戦では斤量を検討する必要があると思います。

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