目次(複数ページに分かれた記事もあります)
成績と同時に人気をチェック
(出典「Photock」)
また私の場合は成績と同時に人気を見ることがあります。
例えば勝ち上がってきた馬がいた場合、人気を背負って勝っていればその馬はそのクラスを勝ち上がる順番だったように思いますが、
人気薄で勝った場合には、実力で勝ち上がったとは言えないかもしれない。つまりフロックで勝ち上がった可能性もあるように思えます。
ただこちらもあくまで私の個人的な考え方であることはお伝えしておきたいと思います。
(こう考えていれば必ず馬券が当たります、というものではありません。)
馬の特徴や個性をチェック
また力関係だけで競馬は決まるものではなく、力があってもスムーズに競馬が出来ない場合もあるのが競馬の難しいところで、
競馬では不利のために馬が持つ本来の力を発揮できない場合があれば、馬の気性が実力の発揮を妨げることもあるなど、馬はいつも自分の力を発揮するとも限りませんし、持ち時計の分だけいつも走るとも限りません。
馬によっては器用な馬や競馬が上手な馬がいる反面、力があっても器用さに欠ける馬や、ハナに立つとソラを使うために好走できない馬もいますし、
エンジンのかかりが遅い馬もいれば、外枠だったら走るなど好走するために必要な条件がある馬もいます。
ですので馬の力関係も数ある競馬の要素の中の一つの要素にすぎないと考えるようにしていますし、そうした馬の特徴を知ることも必要になりますので、ジョッキーのコメントや競馬のニュースにも注目するようにしています。
また馬の力関係の把握が難しい場合には、レースの流れや展開など、その他の要素を考えて予想することにしています。
ちなみに私は少し配当の妙味を狙うこともありますので、1番人気から買うことは少し避けたい派です。
ただ1番人気から素直に買っておけば・・・と思うこともたびたびあります。
(追記:全体成績を見る点や人気を見る点などを追加しました。)
また図抜けて強い馬がいないといったレースもありますし、図抜けて強い馬がいても、その本来の強さがまだ知られていないケースもあります。
私がそのことで思い出すのは、タイキシャトルがマイルチャンピオンシップを初めて勝った時です。
タイキシャトルも勢いのある成績でこの舞台に駒を進めてきましたが、他にもトーヨーレインボーという馬も上り馬という勢いでこの舞台に駒を進め、
どっちが強いんだろう?と思っていましたが、
タイキシャトルはこのマイルチャンピオンシップを勝った後、芝の短距離路線の王者として君臨することになります。
ただその時には、ここまで強い馬だとは知る由(よし)もなく、
その時2着だったキョウエイマーチを、私は4歳(今の3歳)牝馬という理由で馬券の相手から外して負けてしまいました。
今になって思い出してみると、ふとスラムダンクの名場面が頭によぎります。
湘北の副キャプテン、小暮さんが陵南との試合で3ポイントシュートを決めた、あの場面。
キョウエイマーチはクラシックで桜花賞を勝ち、秋の秋華賞でも2着になっていました。
それなのに私は馬券の相手から外してしまった。
゛奴も3年間頑張ってきたんだ。侮るべきではなかった。゛
あの時のレースを振り返ると、ちょっとそんな気持ちになったりします。
馬の力関係の把握はなかなか難しい場合もありますが、そんな時には他の要素が大きくレース結果を左右することになります。
どの馬が勝ってもおかしくない。そんなレースでは他の要素をじっくり検討することが重要になってきます。
終わりに
馬の力関係の他にも、馬の調子やレース展開・流れなど、競馬の要素ごとに分けて書いた記事の一覧ページはこちらになります。
ここでも書いてきましたが競馬には様々な要素があり、それらが複雑にからみ合って競馬の結果が出てくるのだと私は考えています。
また競馬を長くやっていると思い出の馬が現れたり、思い出の1シーンが残ることがありますが、それは多くのスポーツでも同じことなのかもしれません。
競馬の場合にも2着続きの馬が出てくると、そんな馬に心を惹(ひ)かれることもあり、
何とかこの馬にGIを勝って欲しい!
そんな願いが強くなることもあります。
私が競馬を始めた頃にもそうした馬がいて、結局その馬はGIを取れずに引退してしまいました。
その馬の名はビコーペガサスと言い、短距離のG1で2着が続いた馬でした。
そんな思い入れが強くなれる馬と出会うことができるのも競馬の醍醐味の一つですね。