ヴィクトリアマイル 2冠馬ミッキークイーンvs実力牝馬vs上昇馬 | 穏健なる競馬のブログ

ヴィクトリアマイル 2冠馬ミッキークイーンvs実力牝馬vs上昇馬

今週の日曜日には、

東京競馬場でGIヴィクトリアマイルが行われ、

実績のあるメンバーがそろい、楽しみな一戦になります、

直前の出走回避があるかもしれませんが、

ここでは現時点での登録馬情報を元に、

ヴィクトリアマイルの出走メンバーの見所をご紹介します。

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ヴィクトリアマイル2017 メンバーの見所 2冠馬ミッキークイーン

ここで主役になるのは、この馬になるでしょう。

2年前の2冠馬、ミッキークイーンがここに登場します。

昨年はGIタイトルを取れませんでしたが、

ヴィクトリアマイル2着、ぶっつけのエリザベス女王杯で3着、

暮れの有馬記念でも一線級の牡馬を相手に5着と健闘。

前走の阪神牝馬Sでは、重馬場の中、中団から差し切り勝ちを決め、

3つ目のGIタイトルを手に入れるのか、注目が集まります。

ヴィクトリアマイル2017 メンバーの見所 実績ある実力牝馬たち

そのミッキークイーンと同世代の桜花賞馬、レッツゴードンキは、

高松宮記念からヴィクトリアマイルという臨戦過程は昨年と同じです。

昨年のヴィクトリアマイルでは、10着に敗れていますが、

その前の2走は、阪急杯6着、高松宮記念8着。

今年の2走は、京都牝馬S1着、高松宮記念2着と、

昨年とは違った状態でこのレースを迎えます。

復活の兆しが見えてきた中で、桜花賞以来の載冠を狙います。

スマートレイア―は前走の京都記念で、マカヒキの追撃を凌ぎ2着を確保。

昨年のヴィクトリアマイルでは、最初の3ハロンが33.8秒というハイペースな中で、

前で競馬をして4着という結果は、力を示した印象もあります。

いまだにGIタイトルに縁はありませんが、展開など運に恵まれれば、

順番が回ってきても、おかしくない1頭にあげられるでしょう。

ルージュバックは3歳のクラシック前には、牡馬相手のきさらぎ賞を勝ち、

素質を評価されていた1頭でしたが、こちらもいまだにGIタイトルには無縁です。

ただ昨年は、東京コースの1800mで牡馬相手の重賞を2勝しています。

これまでのレースを見る限りでは、外目を気持ちよく追走して、

大外から差し切るようなレースで結果を残している印象で、

この馬の勝ちパターンにはまると、強さを見せつける場面はあるでしょう。

それがこのヴィクトリアマイルという舞台なのかもしれません。

クイーンズリングは昨年のエリザベス女王杯で、GIタイトルを手にしています。

前走の阪神牝馬Sでは15着と、不可解な負け方は気になるところで、

重馬場で京都牝馬Sを勝っているように、重馬場だけが敗因ではないとは思いますが、

前走は本番を見据えたレースではあったと思いますので、本番での巻き返しが期待されます。


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ヴィクトリアマイル2017 メンバーの見所 上昇曲線を描きGIを狙う牝馬たち

阪神牝馬Sで2着になったアドマイヤリードは、

クラシックの舞台では残念ながら結果を出せませんでしたが、

今年に入って1000万下、準オープンを連勝し、

阪神牝馬Sで2着に入るなど、ここにきての充実ぶりが著しい1頭になります。

その上昇曲線が、現時点で実績のあるメンバーを超えることができるのか、

注目される1頭になります。

その阪神牝馬Sで3着になったジュールポレールも、

昨年の秋から今年にかけて、

500万下、1000万下、準オープンを勝ち上がり、

重賞初挑戦となった前走で3着と好走し、

こちらもここにきての充実ぶりが目覚ましい1頭になります。

クラシックの舞台には縁はなく、ここがGI初出走になりますが、

じっくりとつけてきた力が、実績のある馬に現時点でどこまで通用するのか、

注目が必要な1頭になります。

福島牝馬Sの勝ち馬、ウキヨノカゼは7歳馬ながら、

それほどレースを使われていませんので、年齢だけで評価は下げたくない印象で、

2年前のスプリンターズSでは、9番人気で3着に入ったことがあります。

前走を勝った勢いで、ここで上位に食い込めるか、注目されます。

終わりに

ヴィクトリアマイルでは、実績のあるメンバーもそろい、

見応えのあるレースが予想されます。

ただ人気上位の馬に、レースでスムーズさを欠く場面があれば、

穴馬の台頭があるのも競馬の面白さですので、

この1週間はヴィクトリアマイルのことを考えながら、

競馬を楽しみたいと思います。

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