本日は樫の女王決定戦、オークスが行われましたが、
ソウルスターリングが桜花賞での雪辱を晴らし、
二つ目のGIタイトルを手に入れました。
2着にはモズカッチャンが入り、1枠の馬が連対することに。
ここではオークスのレース結果を振り返ると共に、
私の馬券を振り返りたいと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
オークス2017 レースを振り返って
今日のオークスでは、1000m通過が1分1秒7とスローな流れの中、
序盤は3~4番手でレースを進めたソウルスターリングが、
直線でも危なげなく抜け出し完勝。桜花賞の借りを返す結果になりました。
2着に入ったのは、フローラSを制したモズカッチャン。
前走と同じく1番枠を活かした競馬で、直線でもソウルスターリングに抵抗していましたが、
ソウルスターリングの伸びにはかなわず、2着という結果に。
3着に入ったのはアドマイヤミヤビ。
スローな流れの中で、後方からレースを進め、
枠順も16番枠でしたので、コーナーでも終始、一番外を回る形になっていました。
それでこの着順は、負けて強しを印象づけたように思います。
ただ前に行ったソウルスターリングが34.1秒で上がられては、
後ろからの馬ではなす術がなかったのかもしれません。
桜花賞馬のレーヌミノルは、13着という結果に。
レースでは先行集団の直後あたりでのレースになりましたが、
こちらも13番という外目の枠だったため、
コーナーでは終始、一番外を回ることになり、直線では伸びを欠くことになりました。
距離の不安がささやかれていましたので、短い距離に戻っての活躍が期待されます。
3番人気のリスグラシューは、5着という結果に。
スタートが少し悪く、多少は内に入れることができていましたが、
それでもコーナーでは外目を走らされることになり、
また序盤から掛かる仕草もあり、直線ではぶつけられたようで、進路を探す場面もありました。
内を突いて差す競馬をする場合には、こうした不運も競馬にはつきもので、
阪神JF、桜花賞ともに2着の借りをここでも返すことができませんでしたが、
秋以降の活躍が期待されます。
オークス2017 私の馬券結果
私のオークスの予想は、以下の記事に書いていますが、
リスグラシューを本命にした馬連を買っていましたので、馬券は外す結果になりました。
桜花賞では、リスグラシューから買うことがチラりとよぎったものの、
ソウルスターリングから馬券を買って負けたことが、
このオークスでも気持ちの引っかかりになってしまい、
そのために、どこかうがった見方をしすぎたような気がします。
普通に考えれば、内枠を引き、スローが見込める中で、
前に行くソウルスターリングから買えば良かったのですが、
先週のヴィクトリアマイルでは、
内ラチから数頭分離れた位置でレースが進められていましたので、
3~4コーナーの馬場状態が気になったこと。
また桜花賞でのソウルスターリングの敗因を考えると、
力の必要な馬場に疑問を感じ、3~4コーナーで内が荒れているのなら、
もしかすると・・・と考え、
結果から見ると、ソウルスターリングに何か穴がないかと考えすぎた気がしますし、
桜花賞の馬券の外し方を、引きずり過ぎた気がします。
ただ今回のソウルスターリングは、枠や展開が向いたのは確かだと思いますし、
スムーズなレースもできていて(それが難しいらしいですけど)、
様々な不利を跳ね返して勝った、というわけではありませんでしたので、
精神的なタフさまでを感じたレースではなく、
場合によっては、まだ付け入るスキがあるのではないかと個人的には思ったりします。
ただ先行する脚質ですので、不利を受けにくい競馬はしやすいとは思えます。
また来週のダービーでは、Cコースに変更されます。
3~4コーナーの内側の荒れ具合も、カバーされることになりますので、
天気も関係してくることになりますが、また展開などを考えた上で、
来週のダービーの予想をしたいと思います。
(追記)
ソウルスターリングのルメールジョッキーのコメントを見ると、
途中で自らペースを上げてそのまま押し切ったようで、
そのレースぶりは、どことなくキタサンブラックを彷彿とさせるものがあります。
それは長く脚が使えることの証明で、
スムーズな競馬でコーナーで内目をまわれた点はあるとしても、
良馬場で力を出し切れば、能力の高さは疑いようがないように思えます。