本日の安田記念では、
サトノアラジンがゴール前で差し切り、GI初勝利をあげました。
2着には逃げ粘ったロゴタイプが、
3着には短距離から参戦したレッドファルクスが入り、
馬券としては波乱の結果となりました。
ここでは安田記念のレース回顧と私の馬券結果を振り返りたいと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
安田記念2017 レース回顧 サトノアラジン、マイルGIの頂きへ
今回の安田記念は、前半3ハロン33.9秒、前半4ハロンで45.5秒、
勝ち時計も1分31秒5と、速いペースでのレースとなりました。
その中でサトノアラジンはコーナーでも外を回って、
直線では大外からじりじりと脚を伸ばし、内ラチ沿いでロゴタイプが粘る中で、
ゴール直前で何とか差し切り、GI初勝利をあげました。
サトノアラジンの場合には、これまでのGIレースを見ても、
前が詰まったり、不利を受けたりして4着や5着という成績でしたので、
ここでようやく実力を発揮できたと言えます。
2着には逃げたロゴタイプが入り、
速いペースで1分31秒5というタイムで走り、
あわや昨年の再現かと思われましたが、ゴール寸前で差し切られることになりました。
前に行った馬は総崩れでしたので、
改めて力があることを印象付けたレースになりました。
3着に入ったのは、昨年のスプリンターズSの覇者レッドファルクス。
6番枠からコーナーでも内を通りましたが、
直線では大外に持ち出してから伸びてきました。
勝ち馬とほぼ同タイムの1分31秒6でマイル戦を走り切りましたが、
ジョッキーのコメントを見ると、マイルはギリギリのようで、
今後も短距離界での活躍が期待されます。
驚いたのが4着のグレーターロンドン。
6-1-0-0という戦績でしたが、
個人的には、重賞も未経験で、ぶっつけでの初GIということで、
上位争いするには厳しいのではないかと考えていましたが、
いきなり見せ場のある4着という成績を見せ、
スタートでの出遅れがなければ、という気がしました。
今後も爪の状態を見ながらの調整が続けられると思いますが、
今後の活躍が期待されます。
1番人気のイスラボニータは8着という結果でしたが、
直線で詰まっていて、なかなか追い出せず、
追い出してからはじりじりと伸びていますが、
すでに勝負がついてからエンジンがかかった印象があります。
不利があっての結果で、力負けではありませんので、
秋の巻き返しが期待されます。
2番人気のエアスピネルは5着に。
コーナーでは内を通りましたが、
直線では進路を探しながら、開いたスペースを差してきましたが、
こちらもエンジンがかかったタイミングが遅かった印象で、秋の活躍が期待されます。
安田記念2017 私の馬券結果
私の安田記念の予想はこちらになりますが、
本命をアンビシャスにして、見せ場なくレースが終わった印象で、
レース後のコメントでは、いつもと様子が違うとのコメントも出ていました。
マイル戦の速いペースにも戸惑った部分はあったのかもしれませんし、
様子がいつもと違うとのことでしたので、
今後はまた2000m辺りの距離で、活躍を期待したいと思います。
また個人的には終わってみると、
予想の段階では馬場のことを考えすぎた印象もあります。
混戦模様だと判断しましたし、
競馬では少しの有利不利が、レースの結果につながると考えていますので、
馬場状態を見極めたいと思って、土曜日のレースを見ていると、
内ラチ沿いを避けて外を回すようなレースを見たので、
「これは」と思ったのですが、
日曜日になるとそうしたレースは影を潜め、
馬場の良し悪しを判断することの難しさを痛感しました。
またサトノアラジンのGIを見ると、
不利があって4着、5着になっていましたので、
スムーズなら・・・
という印象は持っていましたが、
外目の枠が若干気になり、本命馬にはできませんでした。
ただ外枠の場合には、コースロスはあっても、
気分よく追走できる面はあると思いますし、
サトノアラジンの場合には、スムーズな競馬が出来たことも大きかった気がします。
また馬場状態の見極めについては修正していきつつ、
秋のGIにつなげたいと思います。