競馬場は東京や中山、京都や阪神など様々なコースがありますし、それぞれの距離によってもコース形態には違いがあります。
そうした競馬場ごとに異なるコースレイアウトは競馬にどのような影響を与えるでしょうか?
ここでは競馬の予想の仕方として競馬場のコースレイアウトがレースに与える影響について書いていきたいと思います。
ただこちらでは競馬の必勝法をお伝えしている訳ではなく、あくまで長く競馬をしてきた私なりの考え方であることは先にお断りしておきます。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
競馬の予想方法 競馬が行われるコース形態を把握する
(出典「photoAC」)
競馬ではそのレースがどの競馬場のどの距離で行われるか?
それも競馬の結果を左右する一つの要素になります。
競馬場ごとに右回りや左回りの違いもあれば、最後の直線の長さも様々ですし、
最後の直線に坂のあるコースや平坦なコースもあれば、コーナーの曲がりが緩やかなコースやキツめのコースなど、それぞれの競馬場ごとに特徴があります。
各競馬場のコースについては、詳しくはJRAのホームページをご参照ください。
「競馬場・ウインズ等」から各競馬場を選んでいただき「コース紹介」と進んでいただくと、それぞれの競馬場のコース形態を確認することができます。
コースレイアウトが流れに影響する?
また個人的には競馬場のコースの中で大きい要素だと思うのが、
スタートしてすぐに、コーナーを迎えるのかそうでないのか。
その部分はレースの流れを左右する面があります。
スタートしてすぐにコーナーを迎える場合には、特に外枠の先行馬はできる限り内を通りたいと思い、良いポジションを取ろうとするため、
(普通にしていれば、コーナーの外をずっと回ることになりますので)
先行争いが激しくなりがちで、流れが速くなりやすくなる面があると言えます。
ただそれもそのレースのメンバー次第という面もありますので、単純にそうしたコースの場合には流れが速くなるとは一概には言えない部分もあります。
馬によって違う得意なコースや苦手なコース
(出典「イラストAC」)
また馬によっては得意なコースや苦手なコースがハッキリしている場合もあります。
すでに多くのレースを経験している馬の場合にはその馬の傾向は結果として出ていますし、
競馬場ごとの馬の成績も競馬新聞には記載されていますので、そうした部分をしっかりと見ていくことが必要になります。
ただそれでも、その馬が苦手だと思える競馬場で好結果を残す場合もあります。
得意・不得意の競馬場の傾向は大まかに掴めたとしても、時には例外がありますので、
得意・不得意のコースも、競馬の要素の一つだと考えて他の要素の検討も充分に行っていただければと思います。
私の場合にはこの馬はこのコースは不得意に思えるから本命にはしないとしても、もしかして・・・と思いますので、
馬券からは外しにくいな、なんて考えることが多いように思います。
終わりに
この他に競馬の要素ごとに関するそれぞれの予想方法の記事一覧はこちらになります。
競馬のコースレイアウトについてはレースの流れに影響を与えると考えられますので、私の場合はレースの流れを予想する上でコースレイアウトを検討するようにしていますし、
ただレースの流れを事前に予想することは難しいですので、相手選びではレースの流れも幅広く考えておき、
本命馬選びに悩んだ時などに、流れなどを考慮した上で決めるようにしていることが多いように思います。
ただ競馬には様々な要素がありますので、ここで書いた競馬場のコース形態や芝の状況も競馬の要素の一つではありますが、他の要素とバランスよく検討した上で馬券の予想をしていただければと思います。