キーンランドC・レース回顧2017 9歳馬エポワスの勝利 | 穏健なる競馬のブログ

キーンランドC・レース回顧2017 9歳馬エポワスの勝利

今日は秋のスプリンターズSへのステップレース、キーンランドCが行われましたが、

何と12番人気のエポワスが戴冠することになりました。

9歳と競走馬としては高齢ですが、その鞍上はルメールジョッキー。

最近では「ルメール」と書いて「気になる」と読む私ですが、

(それは冗談ですが。)

ここではキーンランドCの結果と私の馬券予想を振り返ります。

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2017キーンランドCのレース回顧 9歳馬エポワスの勝利

今日のキーンランドCでは、12番人気のエポワスが勝利することに。

単勝は13頭中の12番人気でしたが、

エポワスはこのキーンランドCに3年連続で出場しています。

オープンを勝った直後の挑戦では9着、

その次の年は6着と結果を出せていませんでしたが、

ここ3年のローテーションを見てみると、

夏の函館や札幌に照準を合わせるような使い方をされていました。

また前走のUHB賞(OP)では7着でしたが1番人気で、

道中で馬体をぶつけられての結果でしたので、前走は度外視できたと言えます。

そうすると近走成績は良かったですし、

9歳という年齢は気になりましたが、個人的には見限れないなと思っていました。

ただまさか勝利するとは思っていませんでしたし、

9歳にして重賞初制覇というのは地味なことだとは思いますが、

徐々に徐々に、少しずつ力をつけてきたんだな、という印象を持ちます。

また2着には2番人気のソルヴェイグが入ることに。

直線では外に持ち出していましたが、

「馬場の内側が良くないので、馬場を選びながらレースを進めました。」

と川田ジョッキーのコメントが出ていました。

また「直線、1頭になる時間が長く、終始フワフワしていました。」

ともコメントしていましたので、

馬場の良い外目で他の馬と並ぶ形になっていれば、というところだと思います。

少し小粒なメンバー構成でもあり、それが影響したのかもしれません。

また2番手の競馬から粘りましたが、スプリンターズS3着の実績は、

メンバー構成が小粒なここでは、やはり力が上だったか、という印象もあります。

個人的には休み明けの分、使ってきている馬を上位に見立てたいという気持ちがあり、

評価を下げてしまったのが痛いところで、

この馬から馬券を買っていれば・・・という結果になりました。

逃げたナックビーナスが3着に。

イッテツが逃げるのかと思っていて、ナックビーナスが逃げたことにも驚きましたが、

あまり先行争いが激しくなることもなく、

逃げた馬と2番手の馬が2~3着という流れが好結果につながったように思いますし、

逃げると決断した横山ジョッキーの好判断だったと思います。

また4着のフミノムーンは、11番人気でしたが最後の伸びが良かったですし、

「立ち回り一つだったと思います。」と勝浦騎手のコメントが出ていました。

また後方からのレースでしたので、

もう少しレースが流れてくれれば、といったところだったかもしれません。

今回は頭数が13頭と少頭数でもありましたし、

個人的には多頭数なら競り合いが起こりやすいためにハイペースになりやすく、

少頭数なら競り合いが少ないためにスローになりやすいと考えていますが、

今後もレースの流れによっては目が離せない一頭のように感じます。

5着に入った13番のライトフェアリーも、1000万条件を勝ち上がってすぐでしたが、

前で競馬していましたので、前が残りやすい展開が味方した印象はあります。


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2017キーンランドC 私の馬券結果

私は⑤ノボバカラからの馬連を買っていました。

(ちなみに私の予想はこちらです。

 →2017キーンランドC展開予想と馬券予想 モンドキャンノは?

前走の函館スプリントでは最後の伸びが良かったので気になっていて、

またメンバー構成もどれが勝つか分からない。

それなら夢を見たいと、夢を追った馬券で、

買う時には万馬券も多く期待したのですが、10着という着順に終わりました。

芝レースの経験が今回で2度目でしたので、まだ時間はかかるのかもしれません。

もう一頭気になっていた馬は①のブランボヌールで、

昨年のこのレースの覇者でしたし、洋芝適性もありましたので、

もしかして、と予想では対抗にしていましたが、こちらも11着と2桁着順に。

個人的には1番枠と芝が荒れてきて差しが決まりやすい馬場の中、

差す競馬をすれば、あるいは?と思っていて、

実際に後方からの競馬でしたが伸びを欠く結果になりました。

今回は逃げ馬と2番手の馬が、2~3着に残る結果になりましたが、

いつもは前で競馬する馬が後方からレースをした馬も多かった印象で、

②イッテツは中団から、⑬メイションジュニアも中団から、

④ヒルノデイバローは後方から競馬を進めています。

そのために先行争いは激しくならずに、逃げ馬と2番手の馬には良い流れになったのかもしれません。

予想では平均ペースを見込んでいて、

それでも馬場を考えると差し馬が台頭しやすいと思い、差し馬のノボバカラを本命にしましたが、

若干前が残りやすい展開になりましたので、展開予想にはやはり難しさを感じます。

(コメント参照:ラジオNIKKEI→http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_12571.html

終わりに

スプリンターズSに向けては、最後の伸びが良かったフミノムーンが気になった一頭で、

スプリンターズSに出走すれば、休み明け3戦目というローテーションは好感が持てますし、

多頭数になりやすいGIで流れが速くなれば、場合によっては浮上することはあるようにも思えます。

ただGIとなると前に行く馬も強いですので、流れや枠順もカギを握るように思えます。

また2着のソルヴェイグもここを叩いて順調に上昇カーブを描いてくるでしょう。

9月に入ればトライアルも増えてきますが、

秋のGIの香りが漂う季節が近づいてきていて、今から待ち遠しい気持ちも募ります。

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