この日曜日に行われた新潟記念では、
タツゴウゲキが前走の小倉記念に続き、重賞を連勝!
サマー2000シリーズの最終戦を勝利で締めくくり、
シリーズのチャンピオンの座を射止めました。
新潟記念を振り返ると共に、私の馬券結果も振り返ります。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
新潟記念2017 タツゴウゲキが重賞連勝!サマー2000シリーズを制す!
新潟記念では、タツゴウゲキが2番手追走から後続の追撃を凌いで勝利すると共に、
サマー2000シリーズのチャンピオンにも輝きました。
レースのペースとしては前半1000mが59.0秒、全体で1分57秒9の時計。
時計だけを見るとスローとは言えないとは思いますが、
勝ち馬は2番手追走で、2着馬も前での競馬。
逃げ馬は4着に逃げ粘り、3~4番手を追走していたカフジプリンスが3着になるなど、
結果から見ると、前で競馬した馬に有利な流れだったと判断できます。
そうした流れも味方したとは思いますが、
タツゴウゲキ自身は、前走では僅差ではありましたが重賞初制覇を遂げ、
2走前の七夕賞こそ6着でしたが、それも3コーナー過ぎで不利があっての結果で、
ここに来て力をつけている印象はありました。
またサマー2000シリーズの最終戦で、トップを狙える位置に居ましたので、
陣営の本気度は上だとも思っていました。
そしてお父さんはマーベラスサンデー。
私は40代なのですが、懐かしいお父さんの名前と、
マーベラスサンデー産駒の重賞連勝には、ちょっとホッコリした気分にさせてもらえました。
また全成績を見てみると、最初は未勝利戦で2桁着順が続いていて、
その後も未勝利戦は勝てませんでしたが、500万条件は意外と初戦で勝利しています。
そして徐々に少しずつ、しかし確実に力をつけてきて、重賞を連勝することになるという成績は、
スター性があるような、きらびやかさはないと思いますが、
何かこう、しみじみとしたものを感じます。
2着に来たのは1番人気のアストラエンブレム。
初めての2000mということで、
今回は前での競馬で、流れが向いた印象もありますが、
これまでの成績でも5着以下はなしで、後方からでもレースのできる馬ですので、
骨っぽいメンバーが揃った印象のここでも自在性が活きた印象はあります。
少し気になるのはレース後のコメントで、
デムーロジョッキーは前走と同様に「自分でブレーキを掛けているようです」とのコメントを出しています。
勝ち切れないレースが続いていますが、
今回のレースで選択の幅は広がったとは思いますので、今後の活躍が期待されます。
3着に入ったのは12番人気のカフジプリンス。
長めの距離を使われてきて、前走の小倉記念で初めての2000mを経験。
同じ距離を使ってきていましたので、慣れが見込めるな、とは思いましたが、
レースでも3~4番手を追走していて、直線では離されてしまいましたが、
その後にジリジリと伸びてきて3着を確保。
長めの距離を使われていたからか、馬の中ではもう少し後でエンジンをかける癖がついているのかもしれませんが、
今回のレースぶりを見ると、エンジンのかかりが少し遅い印象はありました。
ただしぶとく伸びてきて3着を確保しましたし、
前走で2000mを経験したことが今回のレースにつながったと思います。
2番人気のトーセンバジルは7着に。
休み明けの影響もあったのかもしれませんが、
前が残る展開の中で、後方から直線では大外を追い込んできて、
あまり差のない7着と、力を見せた印象はあります。
今回は展開不向きということも大きかったと思いますし、
休み明けを一叩きしましたので、次も注目が必要な気がします。
3番人気のマイネルフロストは6着。
この馬も中団からの競馬で差のない6着でしたので、
前が止まらない流れを考えると、展開不向きが大きかったように思えます。
またレース後のコメントでは、
「(序盤で)隣のミルコの馬が行かないなら行きたかったので、自分としては難しい選択になったが、よく頑張ってくれた」
と柴田大ジョッキーはコメントしていました。
スローを見越して序盤では前目のポジションを取りたかったとは思いますが、
枠順などの関係もありますし、競馬という勝負の世界では、
簡単には望むポジションが得られないのだとは思います。
ただ最近の成績は良かったですし、メンバーや枠順、流れなどによっては、
また今後も好レースを見せてくれるかもしれません。
新潟記念2017 私の馬券結果
私の残念な予想はこちらになります。
→新潟記念2017 展開予想と馬券予想 アストラエンブレムは?
②ルミナスウォリアーを本命にした馬券を買ったのですが、残念ながら14着という結果に。
レース後のコメントでは、
「ポジションを取りに行かないと勝てないと思い、少し出して行きましたが、
気持ちが乗り切らなかったのか、馬のリズムに合わなかったのかもしれません」
と石橋脩ジョッキーはコメントを出しています。
差しタイプの馬で、急かすと良くないタイプなのかもしれませんし、
この前残りのレース展開も影響したとは思います。
予想ではタツゴウゲキも気になっていましたが、
ローテーションなどを考えると、タツゴウゲキを本命にはできませんでしたし、
スローの展開を考えると、前で競馬しそうなアストラエンブレムも気になりましたが、
穴狙いを考えると1番人気からは買いたくないな、と思うのと、
2000mが初挑戦ということなどから軸にはしないことにしました。
ある程度、気になっていた馬が1、2着になっていたのに、
別の馬を軸にして負けたことは非常に悔しいですが、
こういう時は配当を見て、「2580円か、まあこれなら外れても」
と気持ちを紛らわせるようにしています。
これが万馬券なんかだと、後を引きそうな負け方ではありますね。
ただ競馬を長くやっていると、こうしたことはナンボでもありますから、
どの馬にも何らかの気になる点がある中で、
それでも様々な要素の中から何かを決めて競馬をした以上は、
もう結果を受け入れるしかありませんので、
気持ちを次に切り替えて、来週からのGIのトライアルを楽しみにしたいと思います。
コメント参照
ラジオNIKKEIホームページ http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_12627.html
スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/horserace/20170903-OHT1T50161.html
終わりに
いよいよ始まりますね、秋の中山、阪神開催。
秋のGIの香りが漂うシーズンが、いよいよ幕を開けます。
スポーツの秋とか、食欲の秋とか言いますけど、
やっぱり私は競馬の秋です!!秋の楽しみと言えばやっぱりGI!
胸おどり心湧き立つシーズンの到来です。
菊花賞はメンバーが手薄になりそうですが、
サトノダイヤモンドの凱旋門賞挑戦もあります。
有馬記念まで、そこではどんな物語が刻まれるか。
そして秋の実りは得られるのか????
それが私たちの最大の焦点ですが、
秋の収穫を得られますように・・・
JRAに預けたお金を引き出せますように・・・
なんて祈りながら、今回は終わらせていただきます。