本日行われたセントウルSでは、1番人気のファインニードルが先行から直線で抜け出し完勝。
見事に重賞初制覇を果たしました。
2着に入ったのは、前走のアイビスSDを制したラインミーティア。
これでサマースプリントシリーズでも16ポイントとなり、
サマースプリントシリーズを制することになりました。
ここでセントウルSを振り返ると共に、私の馬券の結果を振り返ります。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
2017セントウルS レース回顧
セントウルSでは、7番ファインニードルが先行して抜け出し、危なげない勝利を飾りました。
レースを見てみると、ファインニードルの鞍上デムーロジョッキーは、
スタートした直後に、逃げるかという素振りを見せていたように思えました。
大外の14番枠に入っていたフィドゥーシアは、
そのために少し速いペースで逃げざるを得なかったような印象も。
デムーロジョッキーは、宝塚記念でも道中でキタサンブラックを突きに行き、
自ら操るサトノクラウンに有利なペースに持ち込んでいました。
今回の序盤の駆け引きも、ライバルのフィドゥーシアにとって、
キツめの流れを作るための仕掛けだったように個人的には思えます。
最近では「ルメール」と書いて「気になる」と読む私は、
「デムーロ」と書いて「そこまでやるか」と読んでいますが、
ヨーロッパ競馬の厳しさを垣間見ている気もします。
2着に入ったのは、6番ラインミーティア。
前走のアイビスSDで勝利していましたので、
サマースプリントシリーズでも10Pと上位に位置していましたが、
この2着で6Pを上乗せして、サマースプリントシリーズのチャンピオンの座に輝きました。
個人的には千直のスペシャリストという印象がありましたが、
1200でもやれることを見せつけた一戦になりました。
3着に入ったのは、13番ダンスディレクター。
骨折休養明けがどうかと思いましたが、復活の兆しを充分に感じさせる3着で、
ここを叩いてスプリンターズSが楽しみになってきました。
昨年、今年と春には故障が続き、高松宮記念への出走がかなわず、
不運が続いていますので、本番では頑張ってほしいな~と思います。
4着に入ったのは、2番メラグラーナ。
ここ2走では10着、10着と精彩を欠く結果で、
個人的には最近のレースを見る限りでは、外を気分よく追走した方が好結果が出るタイプで、
なおかつ勝つ時と負ける時がハッキリしている印象はありました。
今回の2番枠がどうかと思っていましたが、少頭数で縦長のバラけた展開になったことも、
この馬にとっては良い結果につながったように個人的には思いました。
2番人気のフィドゥーシアは、9着という結果に。
レースも縦長の展開で、2~4着馬は中団から後方から差してきた馬でした。
先ほども書いたのですが、デムーロジョッキーの仕掛けで、
前が残りにくい展開にさせられた印象はありますが、本番での巻き返しが期待されます。
そういえば事前の予想では、芝の状態が良いことを見越して、
多少速いペースになっても前有利の馬場だと思っていましたが、
2~4着馬は中団や後ろから差してきた馬でした。
全体の時計も早めでしたが、激流と言うほどではないわりに、差しが決まった印象があります。
そういえば阪神コースは、春は6月まで、秋の開催も9月からですので、
夏の間の芝の養生期間が短いと聞いたことがあります。
それに比べると京都の場合は、春は5月まで、秋は10月からですので、
阪神に比べるとそれぞれ1開催分開きますので、
京都競馬場の馬場状態は秋になると絶好な状態になるようです。
阪神の場合には、秋の開幕週であっても多少は芝の根つきが悪いために、
速めのペースになっても、それでも前有利という馬場状態にはならないのかもしれません。
2017セントウルS 私の馬券結果
私はその9着になったフィドゥーシアを本命にしていました。
予想をしていた段階では、勝つなら⑦ファインニードルか⑭フィドゥーシアか、
と思っていたのですが、配当のうまみを狙って1番人気を避ける形で⑭フィドゥーシアからの馬券にしました。
ただ私自身はラインミーティアの評価を下げていたので、
今回は2着のラインミーティアを外した馬券にしていました。
本命馬を間違えていなくても、外していた馬券でしたので、そういう意味ではショックが和らいだ気はします。
ただ馬券の買い方も難しいところで、
1番人気から買っていても、今回のように3000円以上の配当もありますし、
それなら素直に1番人気の馬から買っても・・・という気もしました。
またラインミーティアが2着にきましたので、
やはり新聞でそれなりに印がついている馬を馬券から外すのは難しい場合もある気がします。
4着のメラグラーナも馬券の相手から外しましたが、
ただ今回は上位陣とそれ以外の馬の力の差が、
比較的ハッキリとしていたメンバー構成だった印象もありますし、
14頭と少頭数だったことも、今回の結果に現れていた気もします。
今回のレースでは、全体のメンバーの力関係を抑えながら、馬券を検討すべきだったかなと思いました。
また私の場合には、本命馬から馬連を100円ずつ流す馬券を買うことにしていますので、
幅広く馬券を買っても買い目が増えすぎることはありませんので、
やっぱり8~10点程度を買い続けるスタイルが良いのかな~と思います。
色々と馬券の反省点が見えた今回のセントウルSでした。