この日曜日には、秋華賞トライアル、ローズSが行われます。
アドマイヤミヤビの戦線離脱は残念ですが、
本番さながらの好メンバーがそろい白熱したレースが予想されます。
台風の影響で順延の可能性もあると思いますが、
ローズSの展開予想と私の馬券予想を書いていこうと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
2017ローズS レースの展開予想
(出典「photoAC」)
ローズSは、阪神の外回りの1800mで行われます。
スタートしてすぐにコーナーを迎えるコース形態の場合には先行争いが激しくなりがちですが、
阪神の外回り1800のコースは、スタートは2コーナーの奥にあるポケットからのスタートで、
3コーナーまでは長い直線が続くコースですので、先行争いは激しくなりにくいコース形態と言えます。
また今回のローズSでは、逃げるのは⑯カワキタエンカになると思われますが、
先行したい馬はそれなりに多い印象で、あまりスローにはならず平均的なペースでレースが進むと予想します。
ただ台風の影響でレースは順延になることも予想されますが、
そうなると月曜日にもレースが行われますので、火曜日に順延になると思われます。
火曜日に順延されると、現時点では火曜日の兵庫県南部の降水確率が20%。
月曜日は70%の降水確率で、どれだけ重たい馬場が残るかという点もレース展開に影響すると思いますが、
どうでしょうね?やや重ぐらいの馬場は残るでしょうか?難しいところです。
雨の場合にはどちらかと言うと前が有利になりやすく、差し脚が削がれやすいと思いますし、
前有利と考えるジョッキーが多くなれば、平均より速いレースになる可能性もあると思います。
調べてみると、実際に2013年のローズSでは、
雨の重馬場で1000m通過が58.1秒というハイペースのレースになっていました。
火曜日に順延することになれば、そこまで重馬場が残らないかもしれませんが、
秋華賞への優先出走権もかかっていますしレースは生き物で、
その時々の馬場状態によってレース展開は複雑に変化しますので、当日の馬場状態にも注意していただければと思います。
2017ローズS 皐月賞後に初レースを迎えるファンディーナ
(出典「イラストAC」)
このローズSはかなりの好メンバーが集まりましたが、
この夏を越えての成長度という点で予想には難しさがあると感じます。
ファンディーナは皐月賞7着からの巻き返しがなるか注目されます。
牝馬の一線級とも初対戦で力関係が難しい所がありますが、
牡馬相手の皐月賞で0.5秒差の7着なら、それほど大きく負けた印象はありませんが、
フラワーCまでの3連勝も、ここに出走してきたメンバーほど強いメンバーを相手にしていたわけではありませんでしたし、
ソウルスターリングとの対戦を避けてきた印象もあって、個人的にはあまり強いという印象は持てずにいます。
外目の17番枠でも、雨で内が悪くなっていくなら好都合だとは思いますし、外目でスムーズな競馬もできるとは思いますが、
調教も若干足りないようですので、ここは前哨戦としての位置づけでレースをする可能性もありますし、
思い切って評価を下げてみるのも一つかな?と思ったりします。
ただ私の場合は、100円で馬連の流し馬券を買うだけですので、一応念のために相手には入れておこうとは思います。
2017ローズS 私の気になる馬、リスグラシュー
個人的には気になるのが⑥リスグラシューです。
桜花賞の時は、リスグラシューを本命にすることも頭によぎったのですが、
ソウルスターリングは間違いないだろうとソウルスターリングを本命にして、
万馬券を逃すという痛い買い方をしてしまいました。
桜花賞でリスグラシューを本命にしようとした理由を聞いて欲しいんですけど、
2歳のときの阪神ジュベナイルフィリーズでは、ソウルスターリングが2番枠、リスグラシューは18番枠。
そしてその時はリスグラシューは出遅れがあっての2着でした。
桜花賞の時は、枠の内外が逆転して、ソウルスターリングは14番枠、リスグラシューは6番枠。
出遅れなければ逆転があっても・・・と思うだけは思ったのですが、
いざ馬券を買う時にはそれができず悔しい思いをしました。
それで引っかかりが個人的にあるのですが、
オークスの5着は若干レースでは掛かっていたようで、直線でも追えない場面があっての5着ではありました。
またオークスの時は、馬場も内が良かった印象もありますし、
4つのコーナーをまわるオークスで外目の14番枠はコースロスがあったように思います。
ここは6番枠と内目の枠で、ただ雨で内が悪くなる可能性もなくはありませんので、この枠がどう出るかは難しいところです。
またあくまで目標は最後の一冠ということで、ここは前哨戦としてのレースをする可能性もあるのかもしれません。